マスクの効果

マスクの目的

 

そもそもマスクは、インフルエンザなどの感染を防ぐのに、どれほどの効果をもっているのでしょうか?インフルエンザなどのウィルスは飛沫によって感染します。要するに、くしゃみをした時などの飛沫にインフルエンザなどのウィルスがくっついているのです。

 

それに感染しない一番いい方法は、感染している人に近づかないことです。飛沫はせいぜい2メートルくらいしか飛びませんので、その範囲に感染した人がいなければほぼ安全であるといえるでしょう。

 

しかし、日常の生活の中では、人と接する機会が必ずありますので、ずっと離れているわけにもいきません。そこで、マスクを着用しようと考えるわけです。しかし、マスクの本来の目的は、飛沫を周りに飛ばさないことにあります。医者が手術などにマスクを着用するのは、施術している部位に余計なばい菌を飛ばさないためです。

 

ウィルスの場合であれば、ウィルスに感染した人がウィルスを自分の周りにばら撒かないようにするためです。そういう意味では、マスクは病気にかかっている人が使用して、周りにそれ以上の被害を与えないようにするために付けるものと考えたほうが良さそうです。

 

健康な人がマスクをしても、全く効果が無いとは言いませんが、それほど意味があるとも言えないのです。どうもその辺を勘違いしている人が多いような気がします。

 


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